議会報告・地域報告

【奈良県議会】国の事業である【国道165号】香芝・柏原改良4車線化について【あしたか清友】

【奈良県議会】6月議会

6/16(金)本会議・初日

6/17(土)【関西広域連合議会】全体協議会、理事会

6/23(金)議会運営委員会、意見書調整会議、代表質問

6/24(土)【関西広域連合議会】一般質問

6/26(月)議会運営委員会、意見書調整会議、一般質問

6/27(火)一般質問

6/29(木)厚生委員会、文教くらし委員会、経済産業委員会

6/30(金)総務警察委員会、建設委員会

7/4(火)本会議・最終日

6/16(金)に議案が上程され、6/23(金)代表質問までの間に議案の調査をします。6/27(火)一般質問後に上程された議案が各委員会に付託され委員会での審議に移ります。私、あしたか清友が所属する「建設委員会」が6/30(金)13時より開催され、6月議会での初めての質問機会となり、【国道165号香芝・柏原改良の交通の円滑化、交通事故削減、異常気象時通行規制区間の回避のための早期整備について】質問しました。

まず、国土交通省近畿地方整備局奈良国道事務所の資料より、国の事業である【国道165号】香芝・柏原改良(香芝市穴虫西交差点から西名阪自動車道の柏原ICまでの約2.8㎞の区間)の事業内容を説明します。

【①4車線に拡幅することにより、渋滞を大幅に緩和し交通の円滑化を図ります】国道165号の奈良・大阪府県境付近は、奈良県側から大和高田バイパス、国道165号の2路線からの交通が集中するため、かねてより朝夕には著しい渋滞が発生していました。加えて平成23年度に中和幹線が開通し、さらに交通量は増加傾向にあります。これらの集中する交通を円滑に処理するため、国道165号の穴虫西交差点から西名阪自動車道の柏原ICまでを4車線化することで、慢性的な渋滞が緩和されます。

【②線形改良により、安全性の向上が期待されます】〈急カーブをなくし安全で快適な道を目指します〉奈良・大阪府県境付近では、見通しの悪いカーブや急勾配箇所が連続して存在しています。これらの危険性の高い区間の線形を改良することにより、交通の安全性向上が期待されます。〈自転車歩行者道を設置して安全な道を目指します〉奈良・大阪府県境附近においては、歩行者等は危険な路肩を通行せざる得ませんでしたが、自転車歩行者道の設置により、安心して通行できる歩行者空間が連続して確保されます。

【③異常気象時通行規制区間の回避を図り、災害時でも安全で安定した交通が確保されます】奈良・大阪府県境付近の峠部には、防災対策が必要な急峻な崖が多数存在するため、異常気象時通行規制区間に指定されており、連続雨量200㎜以上で通行止めとなる区間があります。切り立った斜面を改良するなど、災害に強い通路に改良することにより、異常気象時通行規制区間を回避し、安全かつ円滑な交通を確保します。

 

そして、関係各所に確認をとりながら地元目線で事業経緯をまとめますと、令和5年3月末現在で

【用地進捗率】約88%(全用地面積約8400㎡ベース)【事業進捗率】約47%(総事業費110億円ベース)

🔽事業経緯

平成22年3月:都市計画決定

平成23年度:新規事業化 ←中和幹線開通

平成24年度~平成26年度:地元説明会、調査設計、一部用地買収

平成26年度:国道東側の用地測量、一部用地買収

平成27年度:国道西側の用地測量、両側の一部用地買収、事業再評価

平成28年度:国土交通省と10億円の契約より用地国債制度を活用

平成29年度:国土交通省と新たに8億円の契約(用地国債制度)

平成30年度:文化財発掘調査、一部用地買収

令和元年度:環境調査、一部用地買収、平成28年度設定用地国債の変更契約(10億円→約7億8千万円)

令和2年度:調査設計、一部用地買収、事業再評価、平成29年度設定用地国債の変更契約(8億円→約6億4千7百万円)

令和3年度:調査設計、環境調査、一部用地買収

令和4年度:調査設計、環境調査、一部用地買収

令和5年度:調査設計(環境調査、関係機関協議)←今ここ(令和5年6月28日時点)、用地取得(田尻地区他、未定)、用地管理工(取得用地管理工事)

【令和5年度当初予算内訳】:工事費8000千円、測量設計費83000千円、用地費及び補償費27000千円、船舶及び機器具費2000千円、附帯工事費0円、事業車両費0円、計120000千円【地方負担額】34400千円

となっております。ちなみに国直轄の事業ですが、奈良県は負担金として地方負担額分を払っていますので、その関わりから質問をしています。6/30(金)の委員会では、今年度の事業進捗の答弁を道路管理課長から答弁をいただきました。調査設計における環境調査、文化財発掘調査にとりかかれるように、国と奈良県、香芝市の3者で協議し、全額国の負担でのスキームを前向きに調整していただいています。発掘調査という専門分野の人手が足りていないことが大きな課題です。用地取得が約88%まで進捗しているにも関わらず、未だに工事が着工されない原因は、京奈和道の発掘調査に人員がとられているため、それ以外の道路整備が進んでいません。人的な課題が浮き彫りになっていますので、その部分に集中的に予算配分して人材を確保すれば前に進むと考えます。現在は前向きに協議していただいていますが、前に進まないのであれば、民間への委託も選択肢に入れる必要性も問うていきます。国直轄の事業ですので、地元の県議会議員として政府与党の強みを活かし、力強く予算要望してまいりますので、引き続きご支持ご支援をよろしくお願いいたします。

2つ目は、【国道168号 香芝・王寺道路の4車線化・無電柱化について】質問しました。 →次に続く

 

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