議会報告・地域報告

9月定例会・本会議@香芝市議会

【香芝市議会】香芝みらいクーポン第2弾とは?【あしたか清友】

皆様、こんばんは。我ら若人、あしたか清友(芦髙清友)です。

6月定例会の最終日に香芝市一般会計補正予算(第6号)が提出されました。香芝市一般会計補正予算(第2号)(第3号)(第4号)の専決処分の承認が本会議の初日に、本会議最終日に香芝市一般会計補正予算(第5号)を可決した直後に追加で提出され、香芝市の新型コロナ対策への迅速な対応、第2波への対策への意気込みが感じられます。最終日に追加で提出された補正予算(第6号)の内容ですが、

①議員報酬条例の改正及び議員辞職に伴い、議員の報酬及び期末手当を減額する。

 ◇議会運営事務(千円)計▲9002  財源(千円)【一般財源】▲9002

②特別職給与条例の改正に伴い、特別職の期末手当を減額する。

 ◇事務経費(千円)計▲2935  財源(千円)【一般財源】▲2935

③小学校の夏期休業日を短縮することに伴い、通学における熱中症対策として、7/27~8/7の間に児童通学の送迎を目的とする通学バスを運行する事業者に対し、補助金を交付する。

 ◇通学バス運営補助事業(千円)計200  財源(千円)【国庫支出金】200

④商工会が実施する消費喚起対策に関する事業に対し、補助金を交付する。

 ◇消費喚起対策事業(千円)計180000 財源(千円)【国庫支出金】88063【県支出金】80000【一般財源】11937

 ◇補正事業合計(千円)168263 財源(千円)【国庫支出金】88263【県支出金】80000【一般財源】0

 

となります。議員報酬及び期末手当と特別職の期末手当の減額分が、消費喚起対策にあてられており、国の交付金と県の補正予算(第3号)からの支出金を財源としたものです。

それでは、追加で提出されました香芝市一般会計補正予算(第6号)での、あしたか清友(芦髙清友)の総括質疑を報告します。あしたかは、地域振興券よりもウィズコロナ対策として、例えば香芝市役所の駐車場を使ってドライブスルーをする事などを提案しています。なぜならば、店舗来店型は、コロナの状況によっては、有効に使用されないのではないかと考えるからです。300円の2枚をかしばお知らせ版にて配布されましたが、本会議初日でも発言したように、予算がかからず、テイクアウトやデリバリーを取り入れにくい店舗にとって、ドライブスルーなどは大変実りのある事業です。市民の皆さまにとっても、ソーシャルディスタンスや野外であることからも、新型コロナウイルス感染のリスクが少なく、市内の店舗を応援しやすい形であります。地元店舗、応援月間で毎週日曜日で振り分ければ、多くの店舗が参加出来ますし、飲食店だけでなく、特産品の販売も同時に可能です。

ウィズコロナのキーワードは野外、リモートです。そのうちの一つである野外。具体的な事業は、ドライブスルーやドライブインシアターが、最たる例だと思います。民間では、英知を結集させ、既に開催されていますが、役所としては、その場所を提供出来るでしょって!駐車場があるやんって。予算かかりません。

おっと、話がそれました。このような思いを持ちながら、今は来店型の店舗応援をしていくとの本会議初日の答弁でした。そのことにも一定の理解をし、ならば、事業計画以上の成果をあげていただきたいと考え、質疑しました。しゃべり言葉や重複する表現は割愛して、要旨を報告します。一言位一句、正しい発言は、【香芝市議会 議事録】で検索していただければ幸いです。【香芝市議会 議事録】では、9月定例会までに6月定例会の議事録が掲載されます。また、議会終了の1週間後程度で、本会議場での発言を、【香芝市議会 インターネット中継】の録画映像で確認出来ます。どの議員が、どの程度の熱量をもって、発言しているのかを是非ともご確認いただければ幸いです。

 

【香芝市一般会計補正予算(第6号)】総括質疑※質疑は3回まで【あしたか清友】

【あしたか】補正予算書6ページですが、商工振興費の消費喚起対策補助金の対象者をまず教えて下さい。【地域振興局長】今回のこの補助金に関しましては、現在発行しております香芝みらいクーポン、こちらが8月末までの使用期間となっておりまして、その第二弾として商工会事業としてやっていいただくことを想定しております。

【あしたか】香芝みらいクーポンの事業費が1700万円、今回の1億7000万円以上の予算で組まれており、金額が全然違うので、この第二弾が重要になってくると思うのですが、消費者にとって、使用できる事業所、店舗が第一弾と変わってくるのですか。補正予算(第4号)の香芝みらいクーポンとの違いを説明して下さい。【地域振興局長】先の、現在発行しておりますクーポンに関しましては、経済対策という目的でございました。市内で経営が悪化しております飲食店、小売店を対象に経営を改善していただきたいということを目的としておりました。今回の分につきましては、県のほうからも消費喚起を目的にクーポンや商品券を発行した分に対して県が上乗せで補助をするという提案がございましたので、それをあわせまして、金額のほうも300円2枚から500円10枚の5000円の金額のクーポン券とさせていただきまして、対象店舗につきましても消費喚起を目的といたしますので、大規模店舗のほうも募集をかけて市内の店舗の拡大を考えております。

【あしたか】そもそも事業の趣旨が違うという事ですね。補正予算(第4号)で出されている対策と続けてやっていくということだと思いますが、第4号のときには、対象店舗が200平米以下であった、市内の小規模・中小企業が対象でありました。今回、大規模店舗を含めるということは、消費者からすると選択肢が広がって消費の喚起にはつながりますけれども、事業者にとっては香芝市の事業所ではなく、企業という形で考えると、やっぱり香芝市の小規模・中小企業っていうところを大事に考えなければならないと思います。香芝市の経済循環、地域経済の循環率は低いですよね。そういった、元々の課題を今回のコロナ対策のときに、あわせて課題を解決しなければならないという考えはどこにあるんですか。ないのですか。【地域振興局長】今回のクーポンに関してで申しますと、今回は大規模店舗、スーパー及びドラッグストア等も対象にとはなりますけれども、今の想定ですと、5000円のうち、半分は共通券として全店舗で活用できる、半分は小規模店舗での専用の券というような形で、使い方を分けさせてもらって発行しようと考えております。あくまで消費喚起ではございますけれども、経済対策については引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

 

【まとめ】

香芝市内の事業所は大事ですが、香芝市内の個人事業や小規模事業を含む香芝市内に本社本店がある中小企業をどのように救済するかはもっと大事なんです。答弁からは、先のクーポンは経済対策なので、小規模店舗に限ったが、今回のクーポンは、経済対策ではなく、あくまで消費喚起であると。ただ、半分半分で考えていきたいと。これ、もし、全て大規模店舗での使用になっていたら、香芝市の小規模・中小企業には全く意味のないものになるんです。20年前の地域振興券の時はどうでしたか?って事です。本社が市外にある生活用品店で振興券5000円分を使ったとしたら、何が残るのか?って事です。もちろん、雇用には貢献していただいておりますが。消費喚起=経済対策ではないので、対象や手法を工夫して事業構築しないと。いずれにしましても、先の300円2枚の香芝みらいクーポンが7月8月。今回の議論した500円10枚の地域振興券が9月からになりますので、言って終わりではなく、その内容も注視してまいります。市内の個人・小規模・中小企業の視点からも、消費者の視点と半分半分にしていただけるとの答弁でしたので、担当課の柔軟なご対応には大変に感謝いたします。

あしたか清友(芦髙清友)のHPをご覧いただいている皆様には、日頃から、可能な限り、地元のお店で、地元で生産や加工されたものを購入していただけましたら幸いです。購入する物を選択するところから、皆様の少しの心がけで次世代に引き継がれる、地元の物や事がございます。可能な限りで構いませんので、心よりお願い致します。

 

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