議会報告・地域報告

【香芝市議会】食×農×商×工×観連携推進の拠点づくりは?【一般質問】【あしたか清友】

>>>>前投稿に続いて、一般質問の報告です。

 

【あしたか】是非検討していただきたいと思います。先ほど、朝市の話もしましたけれど、朝市でKASHIBA+を販売することは、協議を経ればそんなに難しい事ではないと思います。朝市も直場所として発展的に考えていけるというメリットもありますし、商品が今の香芝市内の農産物の拠点になっている朝市を使って、商工に関わる製品を一緒になって売り出していく。拠点として考えていくというのも一つかなと思うわけです。議長、質問を続けさせていただきます。

【あしたか】道の駅基本構想の策定について、まず確認させていただきます。3月の予算特別委員会で、香芝市まち・ひと・しごと創生総合戦略の計画期間が令和元年度までとなっており、第4次香芝市総合計画が令和2年度までであることから、期間を合致させるため、総合戦略の期間を1年間延長するとの答弁がございました。香芝市総合計画、総合戦略における道の駅構想の位置づけというのは、変わるのでしょうか。【企画部長】道の駅の整備につきましては、本市の魅力発信の場として、観光振興の観点から現総合戦略で基本目標に香芝への新しい人の流れをつくる、そのなかにおいて施策7、地域ブランドの向上に位置づけておりまして、特に道の駅全体構想計画策定事業として明記をしているところでございます。しかしながら、道路や地域の実情を十分熟慮しながら、今後においては、先ほど議員がおっしゃった1年総合戦略をずらして総合計画に合わせていくということのなかで、市民意識調査や諮問機関である都市経営市民会議のなかで、いろいろ議論をしていただくなかで、将来的な部分としては今後どうしていくというご判断をしていただくことにもなろうかと思います。

 

【あしたか】令和3年度以降の話も交えての答弁だったというふうに思います。ということは、令和2年度までの香芝市まち・ひと・しごと創生総合戦略によれば、道の駅全体構想計画策定事業として、「地域の魅力を発信する場、地域への誘致施設としての道の駅整備に向けての構想の策定に着手します」とあります。道の駅全体構想計画策定に向けて、現在の進捗状況を伺います。【都市創造部長】道の駅につきましては、先ほど企画部長からも答弁がございましたように、全体構想策定に向けて鋭意考え方については進めてございます。総合戦略では、道の駅整備に向けて構想の策定に着手すると掲げております。また、都市計画マスタープランでも中和幹線、国道165号沿道で整備をするとなっています。まず、ハードとなります駐車場でありますとかトイレという部分、また道の駅全体の築造につきましては、都市創造部が担当することになりますので、都市創造部のほうで計画策定という業務を今現在計画しておるわけでございますが、適地の候補といたしまして、現在整備が進められております国道165号の香芝柏原改良工事の途中にございます香芝総合公園あたりがよいのではないかというふうに考えてございます。そのあたりで道の駅の整備を行うことになりますと、国道の4車線化の改良事業の進捗に合わせながら実施に向けて準備を進めているということでございます。

【あしたか】丁寧なご答弁ありがとうございます。なぜその場所が候補地なのでしょうか。【都市創造部長】道の駅が持つ3つの機能といたしまして、休憩機能、情報発信機能、地域連携機能というのがございます。近年では、東日本震災や熊本地震で道の駅が重要な役割を果たしたことから、防災機能についても現在注目されているところでございます。このようなことから、大阪から本市へのゲートとしてふさわしく、また4車線化される国道165号沿道は、交通条件にも恵まれておりまして、地域の魅力を発信する場、地域への誘客施設の候補地として適地であるのではないかと考えてございます。また、県の天然記念物であるどんづる峯や総合公園と一体的に利活用することによりまして、より一層、地域活性化の拠点になり得るのではないかというふうに考えてのことでございます。

【あしたか】香芝の農産物、先ほど来から言っている「KASHIBA+」に代表するような特産品、また農業体験などで大阪など都会の人との交流人口を増やす、料理教室などで食育なども出来ますし、近くにどんづる峯があると。観光も絡んでくるわけでございます。食と農、商、工、観、そして農業体験などを考えますと、食育の面なども考えますと、福祉や教育なども含めて拠点になり得ると思うわけでございます。先ほど来答弁で、担当の所管は都市創造部でということがありましたけれども、ぜひ横断的に様々な分野でこの構想をどのようにするかということを次の総合計画、総合戦略に向けて話の場を持っていただきたいと思うわけでございます。道の駅基本構想、基本構想は、例えばワークショップなどを開いて、どのような道の駅にしたいのか、それらのメンバーさんは一般公募するのか、有識者がメンバーにどの程度入るのか、交通量の調査、また類似施設の調査など、準備段階にあるわけでございます。構想の後には、基本計画、設計、また運営関係のマニュアルなど、かなりの年月がかかります。そう考えますと、出来るだけ早く、基本構想に取りかかっていただきたいと思うわけでございます。また、総合計画、総合戦略は、やりたいことが明記されているのではなく、やらなければならないことが書いてあるというふうに私は考えます。そういった点からも、再度答弁いただけますか。【都市創造部長】総合戦略にもちろん掲げられておりますので、当然計画としては進めていくということになってございます。議員も今、熱くおっしゃっていただきましたので、そのあたりももちろん加味いたしまして計画を進めていきたいと思います。ただ、先ほど私は事前研究というふうに申しましたけれども、道の駅をつくるについては、先ほど議員おっしゃいましたワークショップでありますとか、マーケット調査の以前に、まだまだ都市計画法や建築基準法、また現在の総合公園というふうな都市計画の位置づけをどうしていくかというふうな基本的なことも考えていかなければなりませんので、そのあたりをきちっと整理しながら道の駅の基本構想、全体構想策定に向けて準備を進めたいというふうに思います。

【あしたか】ご答弁ありがとうございます。KASHIBA+などふれあい朝市・香芝で販売することや、また朝市から直売所として営業することなど、農政策、また福祉政策の観点からも農福連携に取り組むとかということは、すぐに検討できることでございます。香芝らしい都市型の農の活かし方研究していただきますように加えて要望しまして、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

 

今回の一般質問で道の駅基本構想策定を取り上げたのは、現在の香芝【ふれあい朝市】を朝市から【直売所】へ、KASHIBA+の農商工の商品を常設販売へ、この2本を検討していただき、農、商、工、観の連携を推進することの機運を高め、総合戦略に掲げている道の駅構想と向き合っていただくためでありました。適地周辺の観光資源、また農業体験や料理教室、農福連携などの福祉政策も織り込んで、香芝の食、農、商、工、観だけでなく、歴史文化に触れ合うことができる拠点づくりが必要だと考えています。引き続き、提言してまいりますので、お気づきの点やご意見がございましたら、何なりとお申しつけください。今後とも宜しくお願いいたします。

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