議会報告・地域報告

【奈良県議会】6月16日(金)より、6月議会がスタート!【あしたか清友】

皆様こんばんは。奈良県議会議員の「あしたか清友」です。

山下知事より5月8日(月)の予算執行一旦停止、5月9日(火)から予算執行査定が始まり、6月12日(月)に記者会見で予算執行査定の結果を発表されました。6月7日(水)に自由民主党・無所属の会に予算執行査定の結果の説明がありましたが、細かな数字の変更もありうる等として、あくまで正式な発表は12日(月)という流れでありました。6月12日(月)の記者会見の映像や資料はこちら→ https://www.pref.nara.jp/item/295577.htm#itemid295577  こちらのURLをコピーして是非とも内容をご確認していただきたいです。

いよいよ、明日16日より奈良県議会の6月議会がスタートします。この1ヶ月間、「奈良新『都』づくり戦略2023」や「令和5年度一般会計予算書」を確認する中で、私の中でお馴染みの事業となってきましたが、12日(月)の山下知事の記者会見の資料を基に(※事業名等は「奈良『新』づくり戦略2023」のタイトルに変えています)、頭の中の整理するために発表された予算執行査定の結果を書き出していきますね。

第1.【予算執行の一旦停止を指示した】21項目の執行査定の結果について

①工場誘致・工業ゾーンの創出のうち、御所IC工業団地整備事業【予算通り執行○】

②県産品の海外販路、国内販路の拡大のうち、パリでの県産品PR【予算通り執行○】

③奈良県コンベンションセンターを活用した観光振興のうち、奈良県コンベンションセンター管理・運営事業以外のもの【▲5000千円】

④奈良公園バスターミナルのイベント実行委員会事業【予算通り執行○】

⑤平城宮跡歴史公園の整備のうち、朱雀大路東側の整備及び平城宮跡南側の整備【▲138864千円】想定事業費▲70億円

⑥自転車利用ネットワークの構築等の「世界遺産周遊サイクルルート」等の整備、情報発信の充実、官民連携の推進【▲23950千円】

⑦大規模広域防災拠点の整備【▲2497007千円】想定事業費650億円

⑧国道168号バイパス(五條市生子町~釜窪町)の整備※大規模広域防災拠点関連道路【▲104000千円】想定事業費▲260億円

⑨大和西大寺駅の高架化・近鉄奈良線の移設【▲31800千円】想定事業費800億円

⑩リニア中央新幹線「奈良市附近駅」の早期確定と関西国際空港接続線※なお、リニア奈良駅については当然必要との立場であるが、駅位置は基本的に事業主体のJR東海が決定するため、駅位置が未定である現時点において県としてどこまで関与する必要があるのか再検討する。(山下知事の提出資料より)【▲35000千円】想定事業費▲1900億円

⑪西和医療センター移転・再整備の検討のうち、耐震応急対応工事を除く(王寺駅周辺のまちづくりの同事業)【▲68101千円】

⑫奈良県国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会開催に向けての検討のうち、畝傍山周辺エリアにおけるスポーツ施設整備推進事業及びスポーツ拠点施設整備推進事業【▲227200千円】想定事業費▲430億円

⑬まほろば健康パーク機能強化【▲55500千円】想定事業費▲40億円

⑭(仮称)奈良県立工科大学設置推進事業【▲20269千円】

⑮奈良県文化会館のリニューアル【予算通り執行○】

⑯特定農業振興ゾーンの整備のうち、大和平野中央田園都市構想川西町下永地区の整備【▲22500千円】

⑰中央卸売市場の再整備【▲133751千円】

⑱NAFIC教育の充実と周辺整備のうち、セミナーハウス管理運営事業等の経常経費を除く全てのもの【▲9613千円】

⑲大和平野中央田園都市構想の推進のうち、大和平野中央プロジェクト用地管理業務以外のもの【▲3698096千円】想定事業費580億円

⑳奈良県総合医療センター跡地のまちづくり【予算通り執行○】

㉑「重症警報」発令団体に対する財政支援のうち、奈良市に係る分【そもそも当初予算なし】

第2.【一旦停止をするかどうか検討する】こととしていた5項目の執行査定結果について

①「選択と集中」による体系的な道路の整備のうち、道路改良事業等基礎調査【予算通り執行○】

②県立医大の移転のうち、新外来棟基本計画策定業務及びスキルラボ棟・教育研修棟移転先設計業務(県立医科大学周辺のまちづくりも同事業)【予算通り執行○】

③国際交流の強化・拡大と東アジア地方政府会合の充実発展のうち、中国・清華大学との交流【▲12392千円】、NAFICとBCCとの連携推進、第12回東アジア地方政府会合等の開催【予算通り執行○】

④みつえ高原牧場の整備【▲11000千円】

⑤県庁版「良い人材が集まり、育つ」職場の実現のうち、行政文書管理事業、県職員の海外留学事業【▲1785千円】、行政文書電子化推進事業、研修プラットフォーム運営管理事業、キャリア・ワーク・サクセスセンター整備事業、人材開発プラットフォーム改修事業【予算通り執行○】

第3.【執行方法等について知事と協議を要する】こととしていた2項目の執行査定について

①円滑な用地買収・用地補償【予算通り執行○】

②なら記紀・万葉プロジェクトの継続展開【▲4000千円】

 

第1の20項目のうち15項目で▲68.1億円、第2の5項目のうち3項目で▲0.3億円、第3の2項目のうち1項目は第1と重複、それ以外の事業について費用対効果や代替手段等の観点から検証したもの10項目で▲5.1億円の合わせて▲73.5億円が令和5年度予算額の削減と説明がありました。そして、将来の総事業費(記者会見での資料には「想定事業費▲○○○億円」という表現)において約▲4730億円が削減されたとの説明もされています。将来の総事業費を削減したといっても、削減額の中には国からの補助金や交付金など奈良県に入ってくる金額も含まれています。元々奈良県が負担する費用ではない事業費も含まれたものだという説明は一切なく、説明不足であると考えます。そして、予算額の削減を発表した事業については、減額の補正予算を議会に議案として提案するべきです。記者会見で山下知事は、減額の補正予算を提出しないと発言されており、議会での議論をさけていると思われても仕方がない状況と言えます。

自由民主党・無所属の会(22名)では、私を含め7名が初当選組ですが、初当選組から予算執行査定に係わる事業の理解を深めるべく勉強会の開催をお願いしました。大変ありがたいことに全て池田副議長の設営で8日(木)、9日(金)、12日(月)の3日間、勉強会を開催していただいております。本当にありがとうございます。また、14日(水)には、大和郡山市にある中央卸売市場、磯城郡にあるまほろば健康パーク、田原本町役場では、田原本町、三宅町、川西町の磯城郡3町にか係る大和平野中央田園都市構想の拠点施設整備、五條市の大規模広域防災拠点の整備地と五條市役所に現地視察をさせていただき、現場の声を直接聞かせていただきました。現場の混乱や何とかして欲しいという関係自治体の首長の思いを受け止めて、改めて当初予算に計上されていた事業の必要性を訴えるべく、明日(日付が変わり本日になりました)16日(金)から始まる6月議会に挑みます。

 

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