皆様、こんばんは。我ら若人、あしたか清友です。予算特別委員会とは、来年度の香芝市の事業を審査する委員会です。特別委員会ですので、常に設置されている委員会ではなく、必要な時に設置されます。予算特別委員会は、毎年3月に設置され、委員は7名の立候補制です。あしたかは、議会議員におしあげていただいて以降、全ての決算と予算の特別委員会に所属させていただいています。香芝市の一年間の事業を決定する重要な委員会ですので、質疑の事前準備には、相当な時間を費やします。来年度の一年間を、単年度で考えるだけでなく、中長期的なビジョンの視点から現在地はどのあたりなのかという観点も、若い議員ならではの視点だと考えます。香芝の未来図が描けているのかどうかもチェックポイントの一つです。それでは、主な質疑を要点をまとめて報告します。一言一句の正しい議事録は【香芝市議会 議事録】よりご確認いただければ幸いです。ちなみに、【質問】と【質疑】は全く異なるものです。【一般質問】では、自分の意見・考えも含めて、香芝市の一般行政事務に関する事であれば、あらゆる質問ができます。【質疑】は香芝市から提案された議案に対して伺うことが出来ます。自分の意見・考えを述べるものではなく、あくまで議案に対して伺うものです。委員会、特別委員会において、議案の審査は全て【質疑】になります。
さて今回は、予算特別委員会の傍聴に初めて、あしたか清友のインターン生をよびました。龍谷大学の一回生で、この2月から私の地域活動や政治活動を共に行動しています。インターンとは、学生が休みを利用して企業などで職に触れることです。公務員志望でもありますので、私のインターンをきっかけとして、今後の社会の関りに活かしていただきたいと思います。予算特別委員会は、2日に渡り、一日中議論しますので、傍聴は大変だと思いますが、議案説明の要旨をまとめるということと質疑と答弁の議事録まとめることを課題としました。何故、議事録が大切なのかを簡単に説明しますと、発言が記録に残る、ということは、説明に責任がともなうからです。そして、議事録をまとめていると、質疑に対する答弁は、責任を説明していることに気づかされるはず。皆さんも【説明責任】という言葉をよく耳にすると思いますが、【説明をする責任ではなく、責任を説明する】ということなんです。公務員志望の彼には、もってこいの課題でしょ(〃艸〃)ムフッ では、まいりましょう!
【香芝市議会】平成31年3月定例会
平成31年度一般会計予算【予算特別委員会】あしたか清友(芦髙清友)質疑
平成31年3月12日(火)予算特別委員会・初日
【総括の質疑】公共施設等総合管理、教育施設の個別計画、教育施設の再編計画について
【あしたか】改めまして、おはようございます。総括説明から、2018年度今期までの集中改革期間で、公共施設の総合管理計画に基づいて、実態の把握、見える化をされてきました。今回の予算では、款8の教育費、青少年センター費も含め、色々な項目で出てますが、適正管理の推進の観点から、現状の進捗を教えて下さい。【管財課長】総合管理計画につきましては、平成28年度に香芝市公共施設等総合管理計画を策定しました。また、29年度から庁内でワーキンググループ等を立ち上げまして、公共施設再編計画を検討して参りました。その中で、まず今現在シルバー人材センターが使っております老朽化した旧公民館の施設に費用をかけてこのまま使用するのか、それとも公共施設の空きスペースを活用して機能移転をするのかを検討してまいりました。合わせまして、青少年センターにつきましても適応指導教室の移転、青少年センターの移転等も検討いたしまして、その後の取り組みについても検討を重ねてまいりました。事業内容を具体的に申し上げますと、シルバー人材センターの機能移転先としまして、香芝中学校の空きスペースである特別教室を利用する、また移転後に旧公民館を除却する、あわせて青少年センターも、立ち退き後、建物を同時に除却するという内容を進めてまいります。
【あしたか】細かいところは、また、款でも聞きたいと思いますが、進めておられるということですね。その中で、以前から申しています、平成31年度末までに策定される教育施設の個別計画の件ですが、改めてこの平成31年度予算の中において、教育施設の再編整備についての考え方を伺います。【教育総務課長】今、具体的にその施設を何年度に改修なりというところは未だお示し出来る段階ではございません。現在、それぞれの校舎などの建築年度に分けまして、あと現状確認のうえの劣化状況の把握もして、その中で、数値化、順位化しまして、それを順序立てて何年度にどの部分を改修していく、ということを検討しています。ただ、その年度に使える予算の限度額というのがございますので、その調整を図りながら、最終的には具体的なものをお示しできればと考えております。
【あしたか】わかりました。ありがとうございます。最後に確認ですが、公共施設全般ですけれど、固定資産台帳の整備は、全て完了しているのですね。確認です。【管財課長】はい。終わっています。
【総務費の質疑】第5次香芝市総合計画の策定について、まち・ひと・しごと創生総合戦略との一体化について
【あしたか】予算概要の16ページ、政策7「市民の信頼を得られる最適経営の自立したまち」の総務費です。新事業に「第5次香芝市総合管理計画策定事業」がありますが、予算の説明書の30ページに、款2総務費、目5企画費、節13委託料、市民意識調査委託料200万円があります。この参考資料と説明書のほうの科目がどこに連動しているのですか。数字が合わない部分が何処に反映されているのか。【企画政策課長】概要の方の269万4000円と申しますのは、予算説明書の30ページでいう、議員がおっしゃられた委託料の200万円と、通信運搬費で40万9000円組んでいます。アンケートの送付であったり回収であったりに係る費用と、需用費、印刷製本費で20万円、後は、報酬の中で、都市経営市民会議の委員の増員を予定しておりますので、その増員分も含めて、総額269万4000円ということでございます。
【あしたか】それぞれの反映されている科目を理解しました。その中の、都市経営市民会議ですが、まち・ひと・しごと創生総合戦略の方も第5次香芝市総合計画の策定を同時に話し合われるのですか。【企画政策課長】地方創生の総合戦略につきましては、来年31年度までが計画期間となっておりまして、一方、総合計画については32年度、あと2年あり、1年ずれております。2年かけて総合計画を新たに見直してつくっていくわけでございますけれども、総合戦略につきましては、総合計画と一体のものとして合わせたいという思いが御座いますので、来年につきましては、現総合戦略を1年延長して、平成で言いますと33年からの総合計画兼総合戦略を策定していきたいと考えているところです。
【あしたか】総合戦略は延長できるものなんですかね。1年ずれているので、2つ一緒に話し合えたら、より住民の皆様にも分かり易くなると思い質疑しているのですが。【企画政策課長】地方創生法の制定に伴って計画しているものですので、市の既存の計画とのずれが生じているということですけれども、国の解釈など確認したところ、自治体によって問題ないという回答を得ております。
【あしたか】宜しくお願いしておきます。市民意識調査委託料で、調査対象者の抽出や調査期間であるとか方法など決まっているのですか。【企画政策課長】具体的には決まっておりませんが、極力広くとるように致します。【あしたか】分かりました。それも含めて委託するということですね。
【民生費の質疑】第2期子ども・子育て支援事業計画について
【あしたか】予算の概要15ページ、政策5の民生費、第2子ども・子育て支援事業計画策定事業129万6000円。予算の説明書56ページ、民生費の目1児童福祉総務費、節1報酬、また57ページの節13委託料、子ども・子育て支援事業計画策定業務委託料98万円、この内容の説明をしていただけますか。【児童福祉課長】子ども・子育て支援事業計画の策定業務についてでございますが、子どもの健やかな育ちを等しく保障することを目指して、質の高い幼児期の教育、保育及び地域子ども・子育て支援を円滑にするため、体制整備を図り事業を計画的に実施することを目的として策定する事業計画でございます。
【あしたか】その策定計画の中で、ニーズ調査をされているのですが、アンケート調査の分析結果を報告できますか。【児童福祉課長】今年度につきましては、アンケートを実施いたしました。その特徴的なことといたしまして、フルタイムの就労している母親は、1期のアンケート調査に比べますと、6.2%増の23.4%、仕事をしていない母親ちうのは7.9%の減少で、平成30年度は40%ということでございましたので、その辺りを加味いたしますと、母親の就労意欲が高まりが見られると考えます。【あしたか】保護者の就労、特に女性の就労意識は上がっているのかと思います。保育需要の見込みで続けますが、
【民生費の質疑】鎌田小学校区において鎌田認定こども園を連携施設とした小規模保育事業者の公募について
【あしたか】予算の説明書の57ページの目3児童福祉施設費の節1報酬のところです。保育事業者選定委員会委員報酬が58ページにまたがってありますが、色んな資料を確認しましたがどこにもありませんでしたので、この内容はどのようなものですか。【こども課長事務取扱】この事業者選定委員会の報酬でございますけれども、来年度の鎌田小学校区において鎌田認定こども園を連携施設とした小規模保育事業者の公募を考えておりますので、その公募に対する選定委員会の委員報酬でございます。
【あしたか】鎌田認定こども園の連携施設ですが、鎌田の小規模保育の場所は決まっているのですか。【こども課長事務取扱】鎌田幼稚園が連携施設ということになりまして、そこに進む1、1、2歳の保育をしていただける事業者がないかを募集するものです。
【あしたか】業者の選定ですので、鎌田認定こども園の連携施設ですから、場所が決まっているということではないのですね。【こども課長事務取扱】公募条件というのはまだこれから決めていくけですけれども、基本的には鎌田校区でございますので、その地域内ということで考えております。
【あしたか】小規模保育、0、1、2歳の待機児童対策も含めて良いことなんですが、その業者選定委員会の報酬の予算が付いていて、それ以外の予算は当初予算にはないのですか。【こども課長事務取扱】今、幼・保の再編整備方針というものを進めておりまして、その中で鎌田小学校区においては、まず小規模事業者を募集するということで、まずはその公募をさせていただいて、事業者が出てきたら、その先に事業実施ということでまた建築とかの補助の予算を翌年度以降お願いするということになると思います。
【民生費の質疑】二上保育所屋上防水改修工事2000万円、設計委託料110万円についての質疑。一般質問で指摘してましたが、ついに来年度予算案に計上されました。
【あしたか】続いて予算の説明書59ページ、節15工事請負費2500万円、各保育所施設維持工事です。この中身を教えていただけますか。【教育総務課長】この予算の主になりますのが、二上保育所屋上防水改修工事で2000万円を見込んでおりまして、どれ以外につきましては、各保育所のそれぞれの修繕工事等を考えてさせていただいております。
【あしたか】これは以前からの懸案事項であり、平成29年9月定例会の一般質問で言わせていただきました。9月12日に記録的な大雨が降って、雨漏りでは済まされないくらい、1階と2階がびしょびしょになりました。香芝市では、唯一、そのような事になったので、一般質問で言わせていただきました。これが、平成31年度予算案で計上していただいたわけなんですが、屋上とおっしゃいましたが、例えば2階のリズム室のプローリングは入ってないのですか。【教育総務課長】現時点で、2階の保育室の床面の修繕の方につきましても、予算の中に入れさせていただいております。
【あしたか】ありがとうございます。知っていただいていると思いますが、フローリングも、ガムテープだらけで、床面はぼこぼこですので、同時にかえないといけないと考えます。そのことは、大変有難く思うのですが、3月定例会の補正予算では、二上小学校のブロック塀改修が繰り越しになりました。そのことも踏まえて、確認したいのですが、節13委託料、施設維持工事設計委託料は、二上保育所の改修工事の分で間違いないですか。【教育総務課長】はい。この110万円につきましては、二上保育所の屋上防水工事に係る設計委託料となっております。【あしたか】先ほども申しましたように、ブロック塀の改修が繰り越しになりました。そういうことにならないように、この31年度予算案事業完了を目指して、しっかり取り組んでいただきたいという思いを込めて確認しております。
【民生費の質疑】生活困窮者自立支援事業について、生活困窮者等広域就労準備支援事業について
【あしたか】予算の説明書61ページ、民生費、目1生活保護総務費、節13生活困窮者自立支援事業委託料510万9000円。節19負担金補助金及び交付金、生活困窮者等広域就労準備支援事業負担金140万円4000円。参考資料、予算の概要の15ページの2つ目ですね。こちらの詳細の説明をお願いします。【生活支援課長】まず、生活困窮者自立相談支援事業でございますが、生活困窮者自立支援法第5条に基づく必須事業でございまして、生活困窮者の自立の促進を図り、生活保護受給に至る前の段階で自立支援の強化を図ることを目的としておりまして、平成27年度より香芝市社会福祉協議会のほうに委託させていただいている事業でございます。続きまして、生活困窮者等就労準備支援事業の分でございますが、就労に必要な実践的な知識、技能等が欠けているだけでなく、生活リズムが崩れている、社会とのかかわりに不安を抱えている方を対象といたしまして、就労体験等の協力事業所の開拓等について、広域的な支援体制を構築する目的とした事業でございまして、平成30年度より広域実施させていただいている事業でございます。
【あしたか】香芝市社会福祉協議会に委託している分に関して、相談件数や支援を受けて自立された事例を伺います。広域での就労準備ですが、奈良県内ということですね。【生活支援課長】まず、広域の方でございますが、奈良県と市のほうでは本市も含めて11市となっております。生活困窮者自立支援事業ですが、平成30年度におきましては、相談件数が52件ございまして、就労件数は14件でございます。人数にしますと、13人でございまして、お一人の方が一度退職されて、2回目の就労していただいております。
【あしたか】良い実績が出ているわけですが、予算の説明書の62ページ、扶助費が下がってきています。先ほど説明があった、節13生活困窮者自立相談支援事業、節19生活困窮者等広域就労準備支援事業の成果があがっており、扶助費が生活保護に至るまでに抑えられていると考えたらよいですか。【生活支援課長】生活保護費の生活扶助費の削減になっておる件でございますが、生活保護率も最近は%でいいますと0.5%弱で推移してきておるものでございます。新たな開始、廃止も含めて、それもだいたい同じような件数で来ておりますが、先ほど委員おっしゃっていただきました生活困窮者14件の実績がございまして、そちらの方が生活保護に至った場合の生活保護費を換算してみますと、約2000万円ほどなっておりますので、確実にその分は削減につながっておるものと考えております。
【民生費での質疑】要望していた電子母子手帳の導入の検討について→来年度よりアプリの導入決定!
【あしたか】款4衛生費、目2予防費、委託費ですが、そのなかに乳幼児健康健診委託料570万円がございます。上のところに印刷製本費194万円、役務費で通信運搬費68万3000円がありますが、健診の周知方法も含めて説明していただけますか。【保健センター所長】乳幼児委託料につきましては、乳幼児健康診断に従事していただく医師、歯科医師、歯科衛生士、栄養士等の委託料となっております。乳幼児健康診査に関しましては、4ヶ月健診、1歳6ヶ月健診、3歳6ヶ月健診とありまして、各健診の1ヶ月前には、はがきで健診日等の案内を実施しております。
【あしたか】以前に印刷製本費、通信費です。平成29年12月定例会一般質問で、電子母子手帳サービスを香芝市で検討していただけないかとということを伺いました。平成29年度以降で県内8市町が当時使っておられたと思います。県内市町の状況も含めて今現在、この予算に恐らく載っていないというふうに思うのですが、今現在の担当所管における協議の方、進捗を教えてもらえますか。【保健センター所長】電子母子手帳につきましては、これまで情報収集をしてまいりました。そのなかで費用のかからないアプリもございましたので、新年度の向けまして導入を考えております。
【あしたか】無料アプリを平成31年度に導入を検討しているということですね。答弁の確認です。【保健センター所長】おっしゃる通りでございます。
【農林商工費での質疑】農作物自給率向上事業・地産地消事業について
【あしたか】款5農林商工費、目3農林振興費、負担金補助金及び交付金、農作物自給率向上事業補助金80万円ですが、市長の施政方針の中でも農業振興の一環として、米粉を原料として作付されている多収米品種ホシアオバを酒米とした日本酒づくりというような表現があったんですけれど、米粉の原料としてこの補助が出てるのですか。内容の詳細を説明して下さい。【農政土木管理課長】委員おっしゃるとおりでございます。これについては、米粉栽培促進助成金という形で10アール当たり2200円を、ホシアオバをつくった方に助成しております。
【あしたか】施政方針のなかで、平成31年度におきましてもこの実績を生かし、生産者と酒造が連携し、付加価値の高い大吟醸づくりができるよう市も協力とあるのですが、これはこの補助金のメニューではないのですか。【農政土木管理課長】市として出しておるのは、この米粉をつくった栽培に対する助成だけ行っております。大吟醸等については、生産者と酒造メーカーを私どもでマッチングさせるとこまではやっておりますけど、そこから先についての補助金等はございません。
【あしたか】わかりました。協力ということですね。目3農業振興費の地産地消事業が同じく80万円とあります。これは農作物自給率向上事業補助金と同じものですか。【農政土木管理課長】委員おっしゃるとおりでございます。
【あしたか】大吟醸をつくっていくことを市も協力するということなんですけど、農業振興の施政方針で、これまでにない地域資源の活用や技術、知識の組み合わせによる新商品の開発、生産とありますが、これがどのメニューになるのですか。【農政土木管理課長】去年から米の生産者と酒造の方とお話、マッチングするなかで、県の補助金等もあるということで商工振興課とも一緒になって、県のほうへ行って何かメニューはないかということで、ラベルづくり対しての補助金はあるというのはお聞きしたんですけど、酒造メーカーさんは今回はそれは使わないでおくということで、今回は使っておりません。
【農林商工費での質疑】森林環境贈与税について
【あしたか】予算には載っていないけども、そういったことを考えながら県のプランも見ながら行っていくということですね。ありがとうございます。今回の3月の定例会でも議第2号でありましたけれども、議案では基金条例の設定することについてという議案でしたので。目1の林業振興費、区分13委託料の緊急森林被害対策委託料10万円、区分13委託料、森林集積計画作成調査委託料210万円、区分19負担金補助及び交付金、緊急森林被害対策補助金45万円、区分25積立金で、森林環境整備推進基金積立金65万9000円ということで、この目1と区分19というのは、イメージ出来ますが、区分13森林集積計画作成調査委託料という210万円はどういう予定なんですか。【農政土木管理課長】平成31年4月1日から施行予定の森林環境譲与税、国のほうから譲与税が来ますが、これについては今まで民のほうかの森林が旅っておかれて、いろんな状態になっているということで、国民に広く恩恵を与えている森林を整備を進めていくことが我が国の国土や国民の命を守ることにつながるということから、しかしながら森林整備を進めるにあたっては所有者の経営意欲の低下や所有者不明森林の増加、境界未確定の森林の存在や担い手の不足等が大きな問題となっております。このようなことから、本市におきましてもこの譲与税を使って市町村が行う間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発の森林整備にこの費用を使う予定でございます。そのなかで、まず最初に森林所有者等を調べるという形で、今回森林集積計画作成調査委託料という形で210万円を計上させていただいております。
【あしたか】用途が多岐にわたっていると思いますが、これは目的税なのでが、全部まとめたら守備範囲が広過ぎて、ある意味では裏を返せば用途不確定とも言えるのかなと思います。そう考えると、私有林、人工林がそもそもの対象になっているので当然で整備目的ですが、二上山の上ノ池の登山道、野道を除けば唯一の香芝領域で二上山登れる道のところは、周りが私有林で、人工林だと思いますが、そのあたりはどうですか。【農政土木管理課長】まずは、今も説明させていただきましたけれども、私有林の人工林の所有者の確認、その所有者の方が市のほうへ経営管理権を、経営をしてくださいという形で市が取得できれば、そこについては市のほうで今後森林整備、間伐等をしていかなければなりませんので、そのときの間伐するための林道の整備についてはメニューとしてあるというふうなことは聞いております。ただし、そこについてはどこまでの範囲が対象なのかというのは、今後県及び国のほうへ確認をとりながら事業を進めていきたいと考えております。
【あしたか】広い範囲で用途があって、裏を返せば用途が不確定と考えます。二上山ファンであるとか、前回の一般質問で言いましたけれども岡城跡も香芝領域です。通常、森林整備の目的ですけれども、二上山の登山道としての整備であったり使えるのではないかと思いますので、考えていって欲しいと思います。文化的価値が生かせるように考えていただきたいと思います。続きまして、目2商工振興費、区分1報酬、商工振興協議会委員報酬です。例年通り10万円ということですが、委員2人減っています。同じということは、開かれる委員会の回数が変わるという事なんでしょうか。【商工振興課長】開催の日数は変わりませんけれども、当初委員の人数は13人以内ということで、平成29年度までは12人でしたけれども、平成30年度から委員の数を減らして、今9人ということになっておりますので、人数的な配分が変わったというところの表記になっております。
【農林商工費での質疑】商工振興基本方針について
【あしたか】人数が変わったということですが、香芝市の商工振興基本方針がおおむね策定から5年が経過しました。協議会の方では、協議されているんですか。【商工振興課長】平成31年度に改正をしていかないといけませんので、今年度審議会の中でその協議を諮っていただいているところです。
【あしたか】そうしましたら、市内企業のアンケートなどもう始まっているということですか。【商工振興課長】市内企業のアンケートについては、今年度実施させていただきました。
【あしたか】前回の現状分析を見てましたら、原因と結果のアンケートの調査集計はよいのですが、単純集計されていて、相関関係というのが見えるものではなかったんです。アンケートを集計してクロス分析をして、基本方針を出す前の基礎になるのもが、アンケート結果だと思います。その辺りの分析は、よりよいものにしていただきたいと思いますが、その辺りはどうですか。【商工振興課長】今回の協議会でもそのような意見がございました。業種別でクロス集計をして、より分析をさせていただきたいなと思っております。次年度に一応新しい商工振興基本方針をさせていただく予定ですので、そちらであらわさせていただきたいと思います。
【あしたか】それも踏まえて全体のことですが、市内の事業所の推移というのはどうようになっていますか。【商工振興課長】直近の経済政策の情報は平成28年度でございますけれども、事業内容不明を含めますと2002事業所ということになっております。【あしたか】近年は、横ばいになるのかなという予想もある中で、増加してきたんですが、事業所数がひとつの目安ですので次年度も宜しくお願いしておきます。
【農林商工費での質疑】シティープロモーションについて
【あしたか】シティープロモーション委託料、350万円というのは香芝ブランド関連イベントとなっているのですけれども、内容を教えてください。【商工振興課長】今年度実施ておりますシティープロモーションのパンフレット作成に基づいて、次年度は香芝ブランドを生かしたイベントを、パンフレットの情報発信とともにイベントを実施する予定をしております。その委託料です。
【あしたか】今年度は、700万円で香芝ブランド推進の方針を作成されました。その方針の中で、次年度はその関連イベントを外向けに発信するということなんですか。【商工振興課】はい、委員おっしゃるとおりでございます。
平成31年3月12日、平成31年度予算特別委員会の初日が終了したのは午後6時でした。