議会報告・地域報告

【香芝市議会】誰も言わない、誰も動かないから、唯一、ほったらかしにされてきたのでは?【一般質問】【あしたか清友】

皆様、こんばんは。我ら若人、あしたか清友(芦髙清友)です。

平成29年6月議会、初めての一般質問になります。香芝市議会インターネット中継から速記にて、しゃべり言葉や重複している表現は省略し要旨をまとめて報告させていただきます。一言一句正式な議事録は後日、香芝市議会議事録にて確認していただければ幸いです。正直、大変緊張しましたが、しっかりと質問出来た部分もあります。応援に駆けつけていただいた皆様、ありがとうございます。まだまだこれからではございますが、引き続きご指導の程、宜しくお願い致します。

【香芝市の都市計画について】

(1)中心市街地以外の鉄道駅周辺地区の生活拠点について

【あしたか】皆様、こんにちは。3月26日の香芝市議会議員一般選挙におきまして、市民の皆様に市政への壇上へと押し上げていただきまして、まずもって御礼申し上げます。ありがとうございます。議会傍聴されている皆様、また一階ロビーでご覧いただいている皆様、後日にはなりますが香芝市議会のHPからインターネットを通じてごらんになられている皆様、初めまして、芦髙でございます。宜しくお願い致します。それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問のほうに入らせていただきたいと思います。選挙活動におきましても、各議員同様、私も香芝市内全駅、朝のご挨拶であったり、演説であったり回らせていただきました。整備されている駅や片側の出口は整備されていて、もう片側は整備されていない、またまったく整備されていない駅もあったと思います。私に対して一番要望のあります近鉄南大阪線の二上山駅、その駅前整備について伺っていきたいと思います。まずは、香芝市の都市計画について質問します。街路整備プログラムに都市計画道路の路線が示されていますが、特に古くから形成された集落地において、駅周辺の健全な発展をどのように考えておられるのか伺いまして、壇上からの質問を終わります。【都市創造部長】議員お尋ねの駅周辺の整備ということでございます。香芝市にはJR和歌山線、近鉄大阪線、近鉄南大阪線の3路線8つの駅が配置されており、交通結節や都市活動の拠点として位置づけられております。この駅につきましては旧市街地や新市街地関係なく、総合計画や都市計画マスタープランにおいて駅を中心とした拠点機能の充実、あるいは交通結節の機能向上を図るものとして鉄道駅を地域の拠点とし、またにぎわいの熟成と地域の特性に合った取り組みを進めることとしております。

【あしたか】駅を中心とした拠点機能の充実ということですが、駅や駅周辺の地区、地域の生活拠点として機能の充実を図るのであれば駅前の広場を整備することが重要だと思うのですがその様にお考えですか。【都市創造部長】議員ご指摘のように、駅前広場は都市活動の根幹をなす重要な都市施設の一つでございます。現在、駅前広場の整備状況は近鉄大阪線の各駅では都市計画道路の一部として駅前広場の整備が比較的進んでいるものの、JR和歌山線や近鉄南大阪線では未整備の駅もございます。そういった駅周辺の整備を行い、利便性の向上や安全性の確保を推進していくことが今後も必要であると考えております。

【あしたか】未整備の駅は、先ほどJR和歌山線、近鉄南大阪線とありましたが、中心市街地以外の鉄道駅であるように思うわけです。そういう古くから形成された集落地においては特に駅や駅周辺地区、その地域の生活拠点として駅へのアプローチの円滑化、また駅前広場の整備が重要になってきます。その未整備になっている南大阪線の二上山駅について質問します。

初めての定例会で遠慮なく、初めての一般質問をさせていただきました。

(2)近鉄南大阪線二上山駅の駅前整備について

【あしたか】二上山駅前の今後の取り組みについて伺います。街路整備プログラムでは都市計画道路の一部として駅前広場が計画されている市内の6つの駅のうち、二上山駅以外は少なくとも片側の駅前の広場が整備されております。二上山駅は都市計画道路として駅前広場が計画されていることから、重要な位置づけがされていると考えていますが、長期的な整備となっています。現在の都市計画道路の整備状況や予算などを踏まえて展望をお聞かせください。【都市創造部長】平成28年3月に策定いたしました街路整備プログラムにおきまして、市内29路線の都市計画道路のうち未着手路線、区間を対象に事業着手時期を検討いたしました。そのなかで、この二上山駅の駅前広場は分川線という路線の一部になるわけでございますけれども、畑分川線のうち国道165号線から南側の二上山駅前広場を含む区間については、整備という計画では長期的な展望の中で整備を図っていくものとされております。

【あしたか】国の交付金等の関係でそういう長期的になるという展望であるというふうに解釈しますけれでも、二上山駅は一般利用者だけでなく、観光目的の利用者も多く見受けられます。特に桜の時期は専称寺にも多くの参拝者が訪れます。二上山駅は香芝市のシンボルである二上山のお膝元でもあることから、香芝市の観光の玄関口としての特性を持つ駅でもあると考えますが、香芝市の考え方をお聞かせください。【地域振興局長】議員のご意見のとおり、昨今の健康ブームや登山ブームもあり、二上山どんづる峯への観光客も増加しているところでございます。香芝市の象徴とも言えます二上山どんづる峯、まさに本市の重要な観光資源であると認識しており、市内だけでなく市外県外からの観光客を迎えるべく、今後も本市の魅力をPRする場所として発信していきたいと考えておるところでございます。

【あしたか】今、観光部局のほうからお聞かせいただいたように、やはり二上山駅前広場整備は観光の観点からも必要であるというふうに考えます。2月公開されました映画、天使のいる図書館でも映画の中で二上山はシンボルとして表現されておりました。また、3月下旬には先ほど申した専称寺の桜のほうがNHK等で連日放映されまして、お寺の敷地内は本当に身動きがとれないほどの人であったというふうに伺っております。観光部局におきましても多くの問い合わせがあったとは思いますが、その現場で数字をとっておりませんでしたので参考値としまして、近鉄南大阪線の2014年3月から2017年5月、これは現場の日報でございますので奈良県の統計年鑑、年間の総数で載っていたり他の資料等も基準日があったりしてデータ平均値化するにはばらつきがあります。現場にも調べさせていただくことを快く受けていただきまして、現場の参考値というおとで申し上げますと、2014年3月は2万7777名、2015年2万8898名、2016年、2万9601名、2017年3万271名の月での乗降客数があったというふうに調べました。観光シーズンということで2014年から2017年までの3月を引き合いに出させていただきましたけれども、2014年から2017年にかけて2494名増加しているということでございます。実際に乗降者数が増えておるわけでございますけれども、そこで先ほど部長の方から答弁ありました畑分川線、駅前広場のところが長期的な展望であるならば、暫定的にでも現在の駅西側の敷地を整備すること、このことが現実的であると私は考えるんですがどうでしょうか。【都市創造部長】議員おっしゃいますように、今現在、広場は広場らしき形態のものが駅の西側にございます。現在、都地所有者であります近畿日本鉄道に対しまして、無償にはなりますけれども借地させていただいたうえで市が整備する方法で協議を行っております。また、合わせまして土地の上にあります支障となる建物や工作物についても、今権利関係の整理を行っているところでございます。

【あしたか】整理を行っているということなんでございますが、各関係者に対して事業に対する説明を行って、一定理解を得られているということで間違いないでしょうか。【都市創造部長】まだ今のところ権利関係、近鉄の土地に近鉄の工作物であったり、市の工作物であったり、あるいは電柱であったたり、あるいは構内売店と称する建物もございますので、その辺の権利関係、今現在調査、調整中でございます。

平成29年5月26日 担当者に地元要望を届けました。少しの拡張です。早期実現をお願いしてきました。近畿日本鉄道本社にて

鉄道事業者側のこのモニュメントは縮小出来る旨も伝えました。出来ることからやっていただきたい、無茶なことは要望していません。現状からあと車1、2台のスペースを確保していただきたい。キス&ライド出来る空間が全くありません。

【あしたか】二上山駅前についての経緯は、平成27年7月9日に畑自治会、穴虫二上自治会、穴虫西自治会の3自治会から要望があり自治会要望を市に出されたわけでございます。市のほうと、近鉄日本鉄道、近鉄リテーリング、建物所有者とコンスタントに協議していただいているというふうに私も把握しております。私も先月26日に近畿日本鉄道の本社に出向きまして、担当者と直接地元要望を意見して地元の思いを届けてまいったところでございます。そのなかで、調整中、協議中であるとこは重々承知しておりますが、借地による用地を整備していくといくことに関して、借地でお願いしてまとまっていく可能性はあるのでしょうか。【都市創造部長】可能性はあると考えております。ただ、相手が鉄道事業者ですので種々いろいろな条件の整理がやはり必要ではあるというふうに考えております。

地元の要望もあり、大変ありがたいことに狭隘な駅前ではありますが、新設された病院から送迎バスもこの4月から来ていただいています。地元からは駅前拡張の要望はさらに高まっています。

【あしたか】近鉄との交渉のほうも順調にいっているというふうな印象は持っておりますが、国道165号線から市道、駅前の狭隘な駅前のスペースへの接続している道路におきましても利用者が増加していっているということからも人身、物損等、事故のほうは上昇しておるということでございます。平成25年、2件、平成26年、3件、平成27年、5件、平成28年、10件といったところです。国道165号線からの市道のところが押しボタン式の点滅信号になっており、どうしても駅前が狭隘な道路であるために車が詰まっていくことになります。特に月曜日の雨、通勤、通学時が一番危険な時間帯でございます。4月から香芝生喜病院の送迎バスも駅前が狭いなかではありますが、地元からの要望もあり乗降駅ということで来ていただいております。駅利用者から地域の皆様からの駅前整備の要望はさらに高まっておりわけでございます。また、事故件数も増加していることから敬遠されなように畑分川線が長期展望であるならば、早急に二上山駅前の現状の西側を拡幅していただきたい。100平米、駅構内売店も含めますと150平米の広さの部分です。電柱の1本でも石のモニュメントの一つでも動かないと、どれだけ協議が順調に進んでおりましても目に見えて事業が動かない限り地元の方は駅利用者には何も進んでいないというふうな印象をもたれるわけでございます。香芝市のほうからも関係者に対しましてしっかり協議していただいていることは地元には説明もしておりますが、乗降者数が増えている、事故件数も増えている、客観的なデータ出ているわけです。限定的な敷地でありますから、出来るはずです。地元の切なる願いで御座いますので、是非ともその思いを共有していただきまして、今後とも引き続き関係者とも協議を宜しくお願いしておきます。初めての一般質問ということで、一番要望のある1点、1点突破でさせていただいたわけでございます。福祉、教育、また地域産業、地域経済についてもしっかりと質問してまいりたいと思います。以上で一般質問を終わります。

 

 

 

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