平成29年6月9日(金)二上小学校に於いて
①講話「食育と学校給食について」栄養教諭 廣川伊希子
②給食準備参観
③試食会
があり、小学校1年生の保護者の皆様と参加しました。奈良県産のお米を毎日70キロを自校で炊飯、1日1000食を出来るだけ手作業で食材から仕込む等、学校給食の物資について説明がありました。こだわりの献立作成は、
①塩分を控える
②脂肪分を抑える
③食品数(主食・主菜・副菜・汁物・牛乳)の充実
④よく噛んで食べる食材やカット方法
⑤季節の食品と取り入れる(旬の食材)
⑥バラエティ豊富に(和・洋・中)
⑦魚料理を取り入れる
⑧輸入品を使用しない
⑨食物繊維の摂取
⑩週4日は和食
といった栄養教諭のプロ根性がひしひしと伝わる内容です。出来るだけ香芝市産の鮮度の良い食材の使用を取り入れ、調達出来ない場合は奈良県産・国産を使用するといった、地産地消や食料自給率向上を前提とした考え方には正直、驚きました。学校給食ってここまで考えられていたのか?こうみえましても、私自身も調理師でして、それと同様の考えで飲食店を経営しておりますので、その取り組みの難しさが理解出来るだけに、本当に素晴らしい事だと思います。
地産地消や特産品・郷土料理を取り入れ手作りで輸入品に頼らない給食。
子どもたちの体づくり健康づくり、そして「給食による食育」といった取り組みをここまでされているとは思いませんでした。素晴らしいです。栄養教諭の熱意が伝わる講話で、美味しい給食をいただいたのは、いうまでもありません。二上小学校の児童は幸せもんですよ。
栄養バランスやマナーの学習、みんなで協力しあい、食を学ぶ。これらは本来、学校ではなく家庭で教えなければならない事ばかりであるともいえます。食生活の変化や核家族・共働きなど仕事や習い事で、家族皆で食事する事も難しい日々かと思います。私も、各種団体の会議や様々な事業で家族と一緒に食事することは、ありません。
一番の食育は、家族皆で食事する事だと気づかされ、少し?反省しております^^ トホホ