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9月定例会・本会議@香芝市議会

【香芝市議会】令和元年度12月定例会【一般質問】流域貯留浸透事業について【あしたか清友】①

皆様、こんにちは。我ら、若人、あしたか清友(芦髙清友)です。いつも、あしたかのホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。令和元年、度香芝市議会、12月定例会、あしたか清友の一般質問の内容を報告させていただきます。

今回の一般質問では、香芝市議会12月定例会の市長行政報告にあった河川改修など「ながす対策」と「ためる対策」について、香芝市の現状について香芝市の取り組みを確認し、今後の対策を伺いました。総合治水対策への意識が髙まることによって、減災・防災へとつながります。大きな枠組みとして、制度の内容と香芝市の現状、取り組みを伺いましたが、身近で気軽に出来ることも沢山あります。例えば、庭の土や植物も役立ち、庭に土や植物があると、降った雨水が一度に流れず、自然に地面にしみこんでいきます。また、雨水をためて庭の水をまきに雨どいから流れる水をバケツにためておくと、晴れてから庭の水まきや花への水やりなどにも利用できます。そして、庭にある池にも役割があります。庭にある池も、雨水をいったんためる役割を持っています。大雨のときには、お風呂の水を流すのを少し待って、ためておくもの工夫の一つです。一人ひとりが意識して行えば、一気に川に水が流れることを防ぐことが出来ますので、総合治水対策になります。また、それらを知っていただく機会を、例えば、総合治水推進週間を設定し、認知度を上げていくことも出来ますよね。身近なたとえ話でしたが、このように、課題だけを指摘して改善を迫るだけではなく、政策立案を前提とした質問になるように心がけています。皆様にも、是非とも生で聞いていただきたいのですが、議会が平日の日中ですので、それがかなわない方がほとんではないかと思います。長文になりますが、【香芝市議会】【インターネット中継】から、しゃべり言葉や言葉の重複などは、表現をまとめ、【香芝市議会】12月定例会、あしたか清友【一般質問】を報告します。正式な一言一句の確認は、【香芝市議会 議事録】で検索していただければ幸いです。それでは、張り切ってまいりましょう!

 

【香芝市議会】令和元年度12月定例会【一般質問】あしたか清友(芦髙清友)

大項目1番、【流域貯留浸透事業について】

中項目1番、香芝市の現状について

中項目2番、ため池貯留について

中項目3番、今後の取り組みについて

大項目1番、【近鉄南大阪線二上山駅前の整備について】

中項目1番、鉄道駅周辺施設整備について

中項目2番、二上山駅西側の暫定的な整備について

 

 

【あしたか】質問に入る前に、このたび台風15号、19号のよりお亡くなりになられました方々に対しまして、そして遺族の方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。今回の一般質問では、流域貯留浸透事業の観点から、少しでも防災・減災の意識が広がる質問にしたいと思います。平成29年台風21号、平成30年7月の豪雨、西日本豪雨、平成30年の台風21号、そしてこのたびの台風15号、19号が各地に甚大な被害をもたらしました。奈良県では平成29年台風21号の浸水被害を受けて、平成30年5月に奈良県平成緊急内水対策事業が始まり、また、平成30年7月豪雨、西日本豪雨を踏まえて、国のほうでも防災・減災・国土強靭化のための3ヶ年緊急対策として取り組みが始まっています。その中で、大和川流域は急激な流域開発が進んだとこにより、河川改修に頼る治水対策だけでなく、ため池治水利用など、流域対策とあわせた総合治水対策推進が今までよりも高まっています。香芝市議会12月定例会の市長行政報告にあった河川改修など「ながす対策」と「ためる対策」について、香芝市の現状を伺います。【都市創造部長】近年、異常気象とも言われます集中豪雨等の影響によりまして、それぞれの河川の流域における洪水被害対策発生の危険性が高まっております。洪水対策といたしまして、河川改修など「ながす対策」だけでは相当な期間を要し、また早急な対応が困難なため、河川の上流域に「ためる対策」といたしまして、県と市が協力しながら雨水を貯留する対策事業を現在行っています。本市におきましては、奈良県の施行によりまして、葛下川の改修工事が行われておりますけれども、あわせまして本市土地区画整理事業による調整池の築造、流域貯留浸透事業として、ため池や学校のグラウンドにおける貯留施設の整備を実施しているところでございます。

【あしたか】ためる対策が流域対策で、ながす対策が治水対策、両方で総合治水対策なんですが、その中の流域貯留浸透事業について伺います。【都市創造部長】河川の上流域に雨水を貯留もしくは浸透、またはその両方の機能をもつ施設を整備する事業でございます。具体的には、ため池やグラウンド、駐車場、防災調整池、水田等に雨水を一時的に貯留しまして、下流域の葛下川や大和川等への流出量を抑制するといった事業でございます。

【あしたか】一時的に貯めるということなんですが、ためる対策が流域対策で、ため池の治水利用があるわけですよね。ながす対策が治水対策で、その両方が総合治水対策なので、言葉の意味合いが一致しずらいところもありますが。ため池貯留やグラウンド貯留、水田貯留などの事業の概要について個別に説明をして下さい。【都市創造部長】3つの貯留事業についてご説明申し上げます。ため池貯留につきましては、大雨の時に、より多くの水を貯められるよう既存のため池の余水吐き、その放流口のことですけれども、ダム等でもダム上部に大雨のときには上から放流される口がありますけれども、その放流口に例えば幅10cm、高さ1mの切込みを下の方向に入れます。このことによりまして、たまる水は切り込みから流れますので、常時は1m水位が下がるわけでございますが、雨が降った時には、そのすき間から流れ出る分1mが上がってくるまでの間はそこに10cmの幅でしか水が流れませんので、その分は一時的にはたまっていくということになりまして、下流域への負担を軽くするといった事業でございます。次に、グラウンド貯留につきましては、学校のグラウンドを利用しまして、その放流口に調整口を設けまして、放流量を減らし、敷地内に降った雨を最大30cmまで、一時的に貯留する事業でございます。次に、水田貯留につきましては、水田の排水口に調整板を設置して放流量を減らし、水田内に降った雨を標準約10cm程度、それぞれの水田に一時的に貯留する事業でございます。

【あしたか】3つの貯留事業、香芝市における事業の実施状況を報告して下さい。【都市創造部長】本市における、まずはため池貯留につきましては、これまでに、平成10年度に今池、平成21年度に吉ヶ池、平成22年度に逢坂新池、平成26年度にヤブツ池、平成27年度に尼寺菰池の5箇所におきまして事業を実施済みでございます。現在、橋詰池、土山池の2個所において事業を開始いたしたところです。また、グラウンド貯留につきましては、平成5年に香芝中学校、平成7年度に香芝東中学校の2個所において事業を実施済みでございます。水田貯留につきましては、市内の場合、水田の宅地化への進み具合を考えますと効果があまり期待できませんので、実際のところは実施しておりません。

【あしたか】今、お聞きした実施状況では、主にため池貯留を取り組まれているとの事ですが、農地の減少によりため池の容量に余裕がある箇所が多いので、今後も、ため池貯留の事業をやっていくと考えますが、どのため池でもため池貯留事業は可能なのでしょうか。【都市創造部長】ため池貯留に適する池といたしましては、まず、上流域の雨水が自然にため池に流入し、また自然に下流に自然流下していること、また現状の貯水量に余裕があり、池の水位を下げても利水に影響がないことが必須条件となります。また、国の交付金により事業を実施するため、交付金の条件で、洪水貯留量を1000立米、以上確保できること等が事業の要件となってございます。

【あしたか】1000立米以上確保ということで、1000㎥ですね。雨水を貯留する量の目標はあるのかないのか、そしてまた、これまでに実施した貯留事業につきまして、香芝市での実績はどのような状況ですか。【都市創造部長】大和川流域治水対策協議会におきまして、流域全体における治水対策量の目標値と市町村ごとの分担量が規定されておりますが、香芝市のため池貯留の計画対策量、目標対策量は55300㎥となってございます。これに対しまして、現在のため池貯留は実績値は21929㎥であり、計画対策量の約40%となってございます。グラウンド貯留につきましては、計画対策量2710㎥に対しまして、2580㎥、95.2%の実績となっており、ほぼ目標を達成しているというふうに考えてございます。

【あしたか】県内の市町村ごとの計画対策量が、数字を見てましたらばらつきがありますが、この違いの説明をしていただけますか。【都市創造部長】計画対策量、目標対策量の基本的な考え方を申し上げますと、昭和35年以降の市街化面積が基本となります。その比率により決定されますので、本市はその比率が高いため、周辺の市町に比べて高い対策量となっていると思われます。近隣の各市町村では約18000から40000㎥の対策量で、本市は55300㎥ということで県内では5番目に高い計画対策量を義務づけられておるところでございます。

【あしたか】ため池治水利用の対策済量で見てますと、平成28年度末実績では、葛城地域4市1町で一番高いですね。計画対策量が高い設定はあるものの、事業の進捗につきまして、平成10年より現在までに5箇所で実施され、計画対策量の対策率が39.7%というところで、更なる進捗を図る上でどのような課題はありますか。【都市創造部長】本事業の実施にあたりましては、池の水位を下げさせていただく必要がございます。池の水位を下げるということは、農業用水を減らすということになりますので、ため池の管理者である地元水利組合や土地改良区、また農事実行組合や自治会等の合意が必要不可欠でございますので、ため池の受益池や必要利水量について詳しい調査や協議が必要となってまいります。そういったところで時間を要することろが少し課題となってございます。

【あしたか】地元の水利組合さんへの説明が一番課題であると思います。ため池は農業で使用する目的でつくられたものでありますし、管理していただいていたものであります。ただ、この治水対策流域対策のなかで、ため池の治水利用を行うことによる地元へのメリットを説明すれば理解が深まっていくと考えますが、地元へのメリットはありますか。【都市創造部長】元来、この事業は県規模の大きな事業効果を期待する事業でございますけれども、もちろん地域にメリットはございます。現在の流域貯留浸透事業の要綱では、ため池の貯留施設整備にあわせまして、堤防のかさ上げでありますとか、管理用道路の整備、また堤体の補強等、ため池を管理されている地元の皆様にとっても有益な事業として実施できる内容となってございます。

【あしたか】ため池については、農林水産省の管轄でも重点ため池という概念と国土交通省の流域貯留浸透事業の2つがあって、この点はなかなか農業に携わっている方にとっては、わかりやすく説明しないと伝わりにくい部分でもありますので、丁寧な説明をお願いしておきます。流域貯留浸透事業を行うため池のほかに事業効果はありますか。【都市創造部長】地域の皆様にとっては、ため池の堤体補強等以外に、既にため池貯留事業が完了しています地域の状況を見ますと、当該事業をさせていただきましたため池の下流で、過去に水路があふれ、浸水被害があった箇所におきまして、事業完了後、被害が解消されたというような狭い範囲での治水効果というのも見受けられという効果がございます。

【あしたか】ため池のほかにも事業効果が見られるということですね。香芝市におきまして、流域貯留浸透事業の今後の取り組みについて伺います。市長行政報告にもありました、瓦口地区のなかで2つの事業が実施中ということの報告もありました。来年度の完成を予定しているというところの進捗であろうかと思います。畑地区におきましても6箇所のため池について基礎調査を行っていただいております。そのうち4ヶ所程度のため池において事業化を目指しているというふうに地元水利組合のほうからもお話を聞いております。協議が調ったため池について設計に取り組んでいくということになると思います。この予算措置におきまして流域貯留事業の国庫補助率については、3分の1の補助率というふうに伺っております。近年の道路や公園の整備に対する交付金の配分というのは大変厳しいというようなところ、流域貯留浸透事業におきましてはその配分はいかがですか。【都市創造部長】流域貯留浸透事業におきましては、過去に整備した箇所同様に、今年度も要望額に対しまして100%の配分率となっております。本事業は、災害対策のための河川事業として国庫の配分率も高いというふうに思われます。

【あしたか】大和川流域におきましては、より貯めていくという方針も出ているなかで、100%の内示率というのは大変心強いと思うます。流域貯留浸透事業の、ハード面を議論してきましたが、身近に出来る治水対策もあります。庭の土や食物というのも自然に地面にしみ込んでいきます。雨水は、雨どいから流れる水をバケツに受けてためておくと、晴れてから庭の水まきや花への水やりなどで利用できます。大雨の時には、お風呂の水を流すのをちょっと待って貯めておくという工夫も出来ます。家庭でも出来る総合治水対策の身近な事例も一緒に広報していただきたいと思います。

 

>>>>>>>②【近鉄南大阪線二上山駅前の整備について】に続きます。

 

①【流域貯留浸透事業について】の一般質問では、香芝市としては、奈良県の内水対策としても、地元のため池治水利用として流域貯留浸水事業を進めていく議論をしました。そして、この一般質問を通じて、ため池の治水利用の理解が広まって欲しいという思いがあります。大きな観点からの考え方だけでなく、身近に出来ることも沢山あります。はじめに記しましたが、皆で出来ることとして、ちょっとした意識で減災につながります。皆様のご協力をお願い致します。

【ちょっとした意識で身近で出来ること】

①庭の土や植物も役立ち、庭に土や植物があると、降った雨水が一度に流れず、自然に地面にしみこんでいきます。

②雨水をためて庭の水をまきに雨どいから流れる水をバケツにためておくと、晴れてから庭の水まきや花への水やりなどに利用できます。

③庭にある池にも役割があります。庭にある池も、雨水をいったんためる役割を持っています。

④大雨のときには、お風呂の水を流すのを少し待って、特に大雨のときは、お風呂の水を流すのを少し待って、ためておくもの工夫の一つです。

これらは、少しの意識で身近で出来ることです。少しでも減災につながることとして、皆で一緒にやっていきましょう。

 

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