議会報告・地域報告

【香芝市議会】ギガスクール構想は?香芝みらいクーポンは?【あしたか清友】

皆様、こんばんは。我ら若人、あしたか清友(芦髙清友)です。

本日6月29日より、6月議会が始まりました。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する補正予算が中心となっています。4月28日の臨時議会では、香芝市一般会計補正予算1号の審議をし、香芝市役所職員さんが一丸となってゴールデンウィークの休日を返上し、作業をしていただいた結果、県内で一番に特定給付金を届けることができました。本当にありがとうございます。かしば八策を基に、さらにコロナ対策を迅速にすすめるべく、議会からも直接、市民の生活に関わることは積極的に専決処分していただきたいことを申し伝え、5月1日(香芝市一般会計補正予算2号)、5月14日(香芝市一般会計補正予算3号)、6月11日(香芝市一般会計補正予算4号)と専決処分をしていただきました。子育て世帯臨時給付金1億2331万円は6月末で、市民の皆様に届けられてる(公務員を除く)ことや、香芝市内中小企業・個人事業者への感染症拡大防止協力金6000万円、感染症拡大防止に係る製造設備導入補助金2000万円、児童、生徒へのPC端末、フィルタリング、ルーター等の県内共同調達、貸出用1000台、小中学校給食費2ヶ月分無料、など市民の生活に即座に影響がある部分を素早く専決処分していただいた報告があり、議会で承認しました。

主なあしたかの質疑の内容を報告しますね。今日は、本会議初日が散会(終了)後、議会事務局で本会議の音源を確認させていただき、パパッと文字おこししたものです。正式な議事録は、9月定例会(9月議会)が始まるまでに、香芝市議会議事録がでますので、【香芝市議会 議事録】を確認していただきましたら幸いです。保護者の皆様からは、子ども達の学びについて、心配の声を沢山いただいていますが、初めて明言していただいたものもございます。市内の飲食店さんからも、テイクアウトやデリバリーを検討され、4月5月は大変であったことを共有しております。業界でできることとして、デリバリーのボランティアなども行いましたが、行政の方からも、もっと下支えで出来たこともあると考えます。感染者数うんぬんということではなく、新型コロナウイルスの影響は、これからが本番です。命と経済。相反するものと考えられていますが、経済において失われる命もあります。一過性のものではなく、子ども達の学びと同様に、中長期的な計画を立てて取り組まなければなりません。それでは、まいりましょう。

【総括質疑での答弁いただいたチェックポイント】

■PCのない家庭に貸し出し用PC1000台の購入を夏休みまでに進める。

■令和2年度内に児童・生徒一人にPC一台!

■学校でのインターネット環境整備は児童・生徒用、先生用も整備の答弁から、来年1月に導入!との事。

 

報第3号 令和元年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について【総括質疑】

【あしたか】先程、市長の方から、不足の日数、3月補正予算からの日数が少なかったと提案理由説明でありましたが、款8教育費、項2小学校費、項3中学校費、それぞれ目1学校管理費のICT教育環境整備事業、国の補正予算第一号分がありますが、どのような理由で繰り越しになったのかという点。そしてこの国の補正予算第一号分というのは、学校内での遠隔を想定されていたものなのですよね。

【教育部次長】このネットワークの事業でございますけれども、令和2年の3月に国の補正予算により、先ほど市長が申し上げています通り、事業執行に期間が短かったため、繰り越しさせていただいているものでございます。内容といたしましては、一人一台パソコンを学校に整備するためのネットワークの整備というものでございます。

【あしたか】学校で生徒に対する一人一台ということは、学校内での遠隔を想定したものかなと思うのですが、その後、コロナウイルスの感染症拡大の影響があって、家庭での学習、家庭との遠隔について考えていかなければならないという時期に来ていますが、(国の補正予算)第一号の分と今後の分に関しまして、香芝市としてどのように考えておられるのか。

【教育部次長】まず、パソコンの方ですけれども、一人一台ということで、今回の家庭学習、夏休み期間の家庭学習につきまして、まず、家庭にパソコンがない家庭がございますので、まず、1000台分貸し出し用として考えています。その後令和2年度内に、全ての児童生徒に一人一台のパソコンがいきわたる様に整備を進めさせていただきます。

【あしたか】国の(補正予算)第一号分でまず、学校を揃えて、続いて(補正予算)第二号分で家庭学習用の貸し出し用のパソコン1000台をその後または、同時に揃えていくという答弁だったのかなと思います。WiFi等のネットワーク環境も整備していかないと駄目なのかなと思います。そもそも学校のネットワーク環境は、職員の先生方が使われる分と生徒、児童が使われる分とは、分けて考えていかなければならないので、パソコンの台数、タブレット等も含めて、同時にネットワーク環境も進めていけるのですか。

【教育部次長】まず、教育用パソコンのネットワークの環境ですけれども、繰り越しさせていただいた分でWiFiのネットワーク環境の整備を進めてまいります。また、学校の先生の公務用のパソコンのネットワークになりますけれども、これは、公務用パソコンの購入と同時に室内に別のネットワークを整備させていただく予定で、どちらの方も事業の方は同時に進めていく予定で、来年1月には導入する予定です。

【まとめ】1000台が、夏休みの短縮した7月23日以降から8月7日迄の、家庭学習に間に合うのかどうか。また、インターネット環境整備が来年1月導入で、新型コロナウイルスの第2波に間に合うのかどうか。教育部には、奈良県の共同一括購入に手を挙げるなど、日頃の取り組みから、また答弁からも、全力で対応していただいています。引き続き、最速・最短での納入・設置に向けて注視していきます。

承第6号7号8号 令和2年度香芝市一般会計補正予算(第2号)(第3号)(第4号)の専決処分の報告及び承認について

【あしたか】一般会計補正予算4号ですが、24ページ、款5農林商工費、項2商工振興費の地域経済対策補助金1700万円なんですけれども、使用できる対象者と店舗の対象者を教えて頂いていいですか。

【地域振興部局長】商工会と連携して、新しくかしばみらいクーポンを発行する予定をしております。対象者は全世帯を対象にしておりますので、広報誌に折り込みをする予定をしております。約3万2千世帯あるのですけれども、金額的にはそれの8割の方が利用されるということでこの金額を設定させていただいております。また、事業所につきましては、現在募集をしておりますが、小規模事業所の小売店舗、飲食業、平米というと200平米以下の小さな店舗を対象に今、募集をしているところでございます。

【あしたか】小規模店舗の救済ということかなと思います。5月14日の専決では、感染拡大防止対策の協力金であるとか、市内の商工の事業所に対する支援策というのは、専決でやっていただいていてありがたいのですが、この4号は、店舗に来店を促す意図でこの専決が上がってきていると読み解くのですが、4月の緊急事態宣言以降は、テイクアウトでも店舗にとりにくることも自粛でなかなか出られなかった、各店舗がデリバリー等、知恵を出して頑張っておられたのをみています。この専決がされるまでの間に、例えば香芝市役所の駐車場を使ってドライブスルーであるとか、出来たと思うわけです。今は状況が変わってありますので、このクーポンをされるのですが、これまでの経緯を踏まえて、担当課ではどのように分析されていますか。

【地域振興部局長】香芝市としましては、商工会と一緒に市民の皆様に元気づけるプロジェクトとして、できることからはじめようプロジェクトを開催させていただいておりました。その中で、フェーズ3といたしまして、当初テイクアウトの支援のためのドライブスルーといものも想定しておりました。その中で、次のタイミングをはかる段階で緊急事態宣言が解除され、新しくお店に来ていただく状況になったことによってそのプランを今のクーポンに置き換えたということで今までの流れがなっております。

【あしたか】ありがとうございます。今の答弁の中で商工会のお話がありました。青年経済人の団体であるとか様々な形で商工に関わっておられる方もおられます。様々な団体とも連携しながら、今後の2波3波で備えていただきたいと思います。この専決の内容においては、来店につながる大変有効になって欲しい施策であると思っておりますので、今後も分析をしていって欲しいと思います。最後に財政局に聞きたいのですが、この一般会計補正予算2号3号4号のような、専決するものと補正予算で審議するものというのは、財務局の考え方としてどのような違いがあるのかなと思うのですが、最後に宜しくお願い致します。

【財政局長】今回、予算の専決をお願いさせていただいておりますものにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響をうけまして、市民生活に大きな支障をきたしている、一日でも早く支援をお届けしなければならない必要性のある緊急性の高い事業について専決処分をさせていただいております。また、今後のウイルス感染の第2波でありましたり、今後の災害への備え、また新しい生活様式への対応につきましては、当該事業の実施スケジュール等から判断いたしまして、審議いただくという形で整理をさせていただいております。

【まとめ】香芝市商工会さんが、コロナ対策を香芝市と連携しながら牽引していただきました。香芝市商工会・葛城煙火(株)さんが【3月19日】に香芝の地で、疫病退散と香芝の子ども達の未来(卒業)を祝して打ち上げたものがきっかけとなり、3月19日の第1弾が二上山麓、5月8日に第2弾を今泉の貯水タンク付近、5月29日に第3弾を鎌田付近で行い、香芝市民を勇気づけるだけでなく、全国一斉花火へと導き、日本を勇気づけました。煙火屋さんの心意気が素晴らしい!香芝市はもっともっと地域振興できまっせ!

取り急ぎ、本会議初日の総括質疑の報告です。引き続き、ご指導、そして応援の程宜しくお願い致します。

 

 

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